右ねじの法則の教え方

Twitterで、「右ねじの法則ってどうやって教えているの?」と流れてきたのでちょっとだけ

ペットボトルのふたや、今は減りましたが水道の栓なんかだと無意識に行っていることが多いためなかなかイメージがつきにくいので、たぶんなかなかしんどいんじゃぁないかと…

わたくし、実家の家業(中古車販売業)の関係上、3級ガソリンエンジン整備士資格を持っております
ほぼペーパーですが、最低限のことはできます
もっとも、最近は、こっそりコールとかがあるので、できることでも比較的ディーラーにぶん投げていますけど…

それが何の関係あるの?
って話なんですが、クルマには当然のようにネジがたくさん使われています
そして、すべてが上向きについているわけじゃない
横だったり下だったり
そうすると、どっちに回すんだ?と初心者のうちはめっちゃ悩みます

ここで先輩整備士(つまり父)が面白いことを教えてくれました

ひらがなの「の」の字を思い出せ、「の」の筆順は締まる

 

それさえ覚えておけばネジがどっち向きでもどうにかなります

ネジの進む方向に対して「の」の筆順が締まるのです

また、下から上に向かっているネジを、下に工具を入れて緩めるときは上から見たら「の」の字を書く方向に、締めるなら「の」の字の反対向きに回せばいい、という具合になるわけです

コレ、実はそのまま電気の右ねじの法則に応用できちゃったりするので、私は「の」の字で教えています


中学生でひらがなが書けない子は今のところ遭遇したことがないのでたぶん使える技だと思われます
(海外出身とかで文字が覚束ないケースは…考えておきます)

ってな具合でいかがでしょう?