リアス海岸と津波

先日、生徒に東北地方のリアス海岸の説明をしていて、

「中学生の頃、津波が来たら大きな被害になるって習ったんだけどね、東日本大震災で思っていた以上の本当に凄い被害が出てびっくりした」

と、話したら

「中学生のときにもう東日本大震災来てなかったの？」と言われ、一瞬、そんなに若く見える？と、うっかり喜びそうになったアホです

それはともかく

あのときまで映像を含めてリアス海岸の津波を見たことがなかったので、津波って北斎の神奈川沖浪裏みたいな波が襲い掛かってくるのかと思っていましたが、東日本大震災の映像を見て、不気味な押し寄せ方に戦慄したのを覚えています

↓神奈川沖浪裏

ウチからお嫁入りしたＫＬＸ２５０というバイクも津波にのまれてフレームが折れて廃車となったそうです

不幸中の幸い、オーナーさんは仙台市内でお仕事中のため難を逃れたそうですが、自宅は全壊とのこと

あの押し寄せ方じゃ無理からぬなぁ…というのが正直な感想

来年には東日本大震災が発生してから１０年を迎える
そうすると、地理で東北地方を習うタイミングが中学二年生＝１４歳とすると、東日本大震災について知識だけで記憶にない子がぐっと増えてくるんだろうなぁ…と

阪神淡路大震災なんか生まれる前の子たちだものね、もう…

 

きっと、津波の映像を見せたらリアス海岸の印象も強くなって覚えていてくれるんだろうけど、積極的にみせるのもどうだろう？と躊躇しています

 

一緒に圧力の説明とか水の重さの説明もできるんだけど…うーん