この世界の(さらにいくつもの)片隅に

奈良でも上映が始まった翌日に行って参りました


https://ikutsumono-

ikutsumono-katasumini.jp

katasumini.jp/


前作【この世界の片隅に】を観ていない方でも問題なく鑑賞できると思われます

前作を鑑賞済の方は、より深く物語を理解することができると思われます

 

…ネタバレなく書こうと思うと難しいわね

前作の時も思ったのですが、下手な反戦教育より、思うものがある

心理的に嫌悪感を呈するものは、ストレートに入ってこないのではないかと思うのです
だから、通常の反戦教育で用いられる悲惨さが強調された情報というのは、すとんと胸に落ちてこず、むしろ、敬遠したくなってしまうようにならないのだろうか?
戦争がよくないことだなんて、ある程度の年齢層以上になればなんとなくわかってくること
そこへ悲惨さを強調した教育で嫌悪感を植え付けたとしても、戦争の抑止になるとは思えないのです

光があるから影ができる
明るさがあるから暗さが際立つ

本作は、演出の秀逸さで戦争というものが浮き上がってきて、それが、胸に迫ってきます

百聞は一見に如かずです
もし、良ければ劇場へ足を運んでください